ゴダールが神曲になぞらえた三部構成で描くイメージ映像のコラージュ。
戦争や侵略といった人間の愚かな行いを繋ぎ合わせた冒頭10分間の地獄編はストレートなメッセージを発していますが、続くメインコンテンツ…
ジャン=リュック・ゴダールの映画は、やっぱり「研究」なんだろうと思うので、気楽に観ているとさっぱりわからない、というのが正解な気がする。
「難解」という言葉を映画に対して気軽に使うのは、実に安易だと…
記録
「勝利より敗北の中にこそ、より多くの示唆と人間性が存在する。」「偉大な詩人がいるからといって詩人のいない国を負かす権利があるのか?」などと、トロイア戦争を例に敗北したトロイ側の詩人を探すべきだ…
冒頭から目を覆いたくなるような残虐な戦争のコラージュで始まり、それは過去であり今であり未来かもしれない
難解だけど感じるし伝わる
代弁させたかのようなオルガの言葉はまるでゴダールの遺書なのではとも感…
このレビューはネタバレを含みます
「死とはありうることが起こらないのではなく、むしろ、あり得ないことが起こることなのだ」
勝者は勝ったらそれだけ
敗者は喪失から
パレスチナイスラエル
サラエボ事件と第一次世界大戦
それらが引き起こ…
これは一体、なんなのだろうか?自分はゴダールを見誤っていたのかもしれない。兎に角、凄いものを観せられてしまった。映画の真髄を別次元から力づくで叩きつけられたような作品。
この作品を観ることになった…
↓のレビューは。今はもうなくなってしまった映画レビューサイトに、鑑賞直後に投稿してレビューを。こちらのサイトに移行する際に、以前のアカウントにて投稿したレビューになります。
御大すいません。解らな…
観ただけじゃ理解ができなくて、考察を聞いて理解した。
でも、理解しただけではいけない気がしてもう一回観たくなる映画だった。
争いって視点によって物語る景色が変わる。
断片的に言うとそういうことなん…