少年の淡い恋心を甚振る、甘美で残酷な映画。主人公に感情移入しては、胸を潰されるような感覚でいたたまれない気持ちになった。
あの伏線も、わざと分かりやすく最後まで引っ張っていくものだから、監督に底意地…
こういう見方から暴くソーシャルクラスの醜悪!わりとありそうで無いやつ。スコリモフスキの『早春』レベルを期待してたら思ったより恋してなかったけど、この映画のあらゆる感情表現は全てテーマを描くための駒に…
>>続きを読む面白かった!
思い出すのは「つぐない」。
ドミニクガード君が
シアーシャローナンと重なる。
令嬢と使用人の恋。
原作なのかロージー監督の演出なのか、
2人のシーンがほとんどないのに、
緊張感や色気…
屋敷,ハンモック,ベラドンナ,街買い出し,夏服誕生日プレゼント,レストラン,プティング,馬競売,鹿群れ,グリーン服,川,小作人,鍵付き本,黒魔術書,藁降り,膝斧当たり,温度計,メッセンジャー役目,手…
>>続きを読むやー最高。内容はわかっていても、時間軸の運びたまらなく興奮する。ベラドンナに魔術にハンカチについたウサギの血やら、藁の滑り台のゾワッとする恐ろしさ。不吉なモノが陳列しまくっている。13才のアイツはま…
>>続きを読む第24回カンヌ国際映画祭パルムドール。
ジョセフ・ロージー監督作。
英国人作家:L・P・ハートレーが実体験に着想を得て執筆、1953年に刊行された小説「The Go-Between(邦題:恋を覗く…
70年代前半は、イギリス映画がとりわけ素晴らしかった時代だったような記憶がある。当時評判だったらしいこの作品をつい一年ほど前に見たが、映像のすばらしさは予想以上。
コスチュームプレイなのにシルエッ…
50年前でもさすがにその邦題はデカく出過ぎだろう笑と思うだろうが、まあ観れば分かるよ
これ以上ふさわしいタイトルはないって
こんなシンプルで、美しい映画を撮る人をわたしは寡聞にして知らない
とにか…