戦時中の"死の軽さ"をコミカルに描いた、反戦映画。太平洋戦争終了間際、国のために命を捧げることを命じられた21.6歳の若者のお話。名前はなく登場人物からは、豚、牛、神(特攻任務のため)、兵隊さんなど…
>>続きを読む生きている間は兵士はネズミや牛や豚と言われ、死んだら神さまになれるという。いつ人間になれるのだろう。
愚かしくて哀しい。
若者の未来を奪う戦争が憎いよ。
ここは神の国ではなく人間の国。
虚しくて…
反戦映画観て、ちょっと真面目に戦争について考えてみるかーみたいなノリでチケット買ってみた。
数分後、なんだこの映画?人が死ぬ話なのに笑える。いや笑っていいのか?っていうか、笑わせにきてるだろこれ。ち…
岡本喜八の怒りと狂気に、ATGの前衛性が組み合わさった異色の反戦映画。
目まぐるしいカット割りとテンポ、寺田農の輝く瞳と痩せこけた肉体から溢れ出る渾身の演技にかき乱される。
燦々と照りつける陽の光と…
夏は戦争映画ということで。
岡本喜八は従軍経験者として「日本の一番長い日」で上層部しか出てこない戦争映画を撮ってしまったことへの後悔があったそうで、その思いを爆発させたのが本作。
本作は名も無き人…
岡本喜八監督が、1943年明大卒議後、東宝入社助監督になったが、翌年召集され、1945年陸軍工兵学校入隊、豊橋陸軍予備士官学校で終戦となった自伝的体験を踏まえた、戦争🪖犠牲者に対するレクイエムとして…
>>続きを読む終戦間際、魚雷にドラム缶をくくりつけるというなさそうでありそうな特攻兵器で太平洋に放り出されたアイツの話。相変わらずな調子の仲代達矢のナレーション。どこかすっとぼけたような劇伴。こんな調子でどこかコ…
>>続きを読む