清水宏は、確かに戦後、盟友小津のような感じで生き残れなかった。本作観ながら、小津と似たような「生まれてはみたけれど」に近い物語だが、清水は、結構シリアス。大人の噂話が子供に聞こえたりと厳しい。そして…
>>続きを読む清水宏は子どもを生き生きと描きますね。とにかく子どもは走りますし、群で動くので観ていて飽きません。動きも機敏です。体全体で演技をして遠くからのアングルでもしっかり動きを見せてくれるのがよいですね。子…
>>続きを読むカメラと子どもは相性がいい。
子どもたちがみんなでぞろぞろと動いてても、ひとりでとぼとぼ動いてても、いつ何時もとにかく素直で、まっすぐで、嘘がない。
カメラが動かないのがいい。
お父さん連呼もいい。…
「流れ星が落っこったんだよ、拾いに行くんだよ」
子供のありったけの無邪気さ、素直さを掬い取った名編。
無実の罪で父親が逮捕された後、
離れ離れになる善太と三平。
おじさんのところで厄介になる三平…
清水宏監督は私が好きなベクトルの表現をする作家であることが分かったのでいろんな作品を観ていく。
物語の自然さに人間、特に子どもたちの感情や行動の真っぽさの凄み。同時に撮影も良い。境界や奥行きの見せ…
戦前の子供の日常がわかる作品。
こんな遊び方、話し方、泣き方・・・・
ターザン流行ってたんだ。あと幻の東京オリンピック。
お父さんが捕まって書類が見つかって帰ってきて、あたりはちょっとご都合よすぎだ…
何度も出てくる子供たちの走る映像の奥行きがいい。子供が子供らしくイキイキとしている。清水宏監督が子供を描くのがうまいと言われた理由がわかりました。
“風の中=世間や逆風”に立つ兄弟の話。父が職場の…
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