このレビューはネタバレを含みます
メニーメニーナイトメア〜
ずっと踊る君を見ていた気もするし
気づけばタンスが当たっていたよな
ゴムのように伸び縮みする時間感覚
どこからが悪夢で
どこまでが悪夢で
覚めているのかいないのか
…
サイレント映画で、活動弁士なしで見るのはちょっと厳しい。多重露光を多用した映像は当時の前衛であっただろうことを思わせる。
狂気の描写は「集団ヒステリー」という言葉がよく似合い、どこか時代性を感じさせ…
セリフは一切なく、登場人物に関する説明も劇中では語られないため、あらすじを頭に入れた上での鑑賞を推奨。
かなり前衛的な映像が延々と続くのが非常に印象的である一方、惹き込まれるように観ているとこちら…
精神病院に入っている妻を見守るため、そこで小間使として働く夫を描く。
1926年公開のサイレント映画で、日本初の本格的な前衛映画。
川端康成や横光利一などの新感覚派文学者が脚本に携わっている。
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嵐のようなモンタージュや映像の歪み、フェードアウトとオーバラップの繰り返しが印象的
精神病患者が同じ動きを繰り返したり同じ場所をグルグル廻るのと、途中でカメラがグルグル廻るのはなんか対応してる気がし…
サイレント映画だがセリフの字幕は一切存在せず、映像とBGMのみでストーリーを感じ取る必要がある作品。
冒頭のシーンだけだと本当に意味が分からないが、それを超えるとなんとなくストーリーが見えてきた。
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少々話は難解だが、映像の面では様々な技法が使われていたりとても面白かった。
次観るときはもう少し色んなところに注目してみてみたい。
女が踊っているシーンには引き込まれた。
お面をつけて踊るシーンも…
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日本映画史から長らく抜けていた幻の一頁・・・それは若き衣笠貞之助達が当時持てるだけの映像技巧を駆使して作り上げた、あまりにもヘヴィで病んだ悪夢の頁。
豪雨、踊り狂う女、鉄格子部屋の番号・・・オープ…