評価に違わぬ傑作だった。
男臭い友情とバイオレントな描写の数々に有無を言わせず心が震える。
一仕事終えた後の酒の回し飲みシーンの素晴らしさ。男たちの関係性にフリードキン版の恐怖の報酬に近いものを感じ…
このレビューはネタバレを含みます
11年前ぐらいに販売用DVDで見ました。
「最後の西部劇と呼ばれた」サム・ペキンパーの「ワイルドバンチ」を見てメキシコ軍と将軍との最後の戦いで決死の戦いに挑む4人のガンマンが男らしくかっこよかった…
“Let's go!”
“Why not!”
パイクとライルのごたごた言わずいっちょやったるかってスイッチみたいなセリフに痺れて泣ける😭
初観賞は劇場公開版を毎日文化ホールでの大毎地下劇場の単発上…
バイオレンス映画界の巨匠中の巨匠
サム・ペキンパーの口癖が、
「俺は、生まれる時代を間違えてしまった」だったと、何かの雑誌で読んだことがある。
監督作は14本と、決して多くはない。
しかも、その内…
このレビューはネタバレを含みます
すべての名作西部劇に言えることではあるけど、「間」の取り方が素晴らしすぎる。
その極みが、"Let's go." "Why not?" だったんじゃないかな。
これ、若い時に観ていたとしても…
35mm上映。もう1ヶ月も経つし、その間に色んな映画観たけど、この映画の余韻が今だに冷めやらん。ウィリアムホールデンがカチコミ前に放つ"行くぞ"の一言、それで全てを悟る仲間たち。これぞ映画だ。
>>続きを読むもうこれだけ観てれば良いよ。
アニメでは絶対(とまでは言わないけど)作れないカット割。
最後まで善人じゃないのも良い。
死ぬ前に少しでも人生をよく見せようみたいな気持ちが働きそうなものだけど、娼婦…
早稲田松竹にて、35mmフィルムで鑑賞。まさか観られるとは、夢のようだ。
ペキンパーは、「暴力」についての映画を撮ってきた人だと思うけど、本作もそう。鮮烈なオープニングに明示されているように、この…