ゴダールのフィルモグラフィにおける、脱ジガ・ヴェルトフ以降の"静かな画面の中で技巧を凝らす(特にそれ以前と相対して)"という性格が如実に感じられる一作だった。そして、音によるイメージの拡張と集約。こ…
>>続きを読む大変だ、もう1年更新していなかった…
メモも殆ど消えている…これは一大事……
そうだよ、恥ずかしながらようやく、ゴダールの作品をちゃんと観てきたんだよ、、、
それなのに残ってるメモは以下の一言だけ…
ここまで観てこなかったことが悔やまれるゴダールの傑作
ロマン メロドラマ
ショットの妙 構図
強盗時のリアクションの癖
波とバイオリン
機械
意図して探す
美は耐えるべき恐怖の始まりだ…
『ゴダールのカルメン』というタイトルの方がしっくりくる。
政治に傾倒していた時代を通過し、80年代に入ったゴダールは著作権が切れたオペラ『カルメン』を換骨奪胎。男と女の駆け引きを描いた今作は、原点…
仲間と銀行強盗を犯したカルメン(マルーシュカ・デートメルス)は、銀行の警備員と揉み合ううちに心が通い恋に落ちる。2人は逃避行にはしる。
男とは?女とは?
第40回ヴェネツィア国際映画祭金獅子賞を受…
音楽と映像の強烈な印象。
ある面単調さはあるものの、行われる人間たちのなすこと、言うことは複雑で難解であり、その両立もなかなか凄い。
時折挟まる演奏シーン、これによる反復が案外効果的で。
構図や色彩…
複雑でシンプルで、人間同士の関わりは単純でないことを会話劇で表現し、監督自身が出演することにより現実さを帯びた内容へと近づけているように感じた
ラストシーンの夜明けの話のところは、静止画の波は打ち…