アメリカに亡命したジョナス・メカスの27年ぶりの帰郷を日記的に収めた作品。地元を離れた人は誰しも一度は考えたことがあると思う、もし私が故郷を離れずにこの場所で生きていたらどうなっていたんだろう。変わ…
>>続きを読む亡命先のブルックリンの風景
難民の集い
故郷の豊かな自然
家族や親類との交流
27年の時間を埋めるかのように
飲んで歌って踊って楽しそうです♪
強制労働収容所
ウィーンの修道院
果物市場の火災
…
早稲田松竹にて、ほんとうはミイと行くつもりだったのが、いろいろあって、ナギと行くことになった。3コマのあとに観たものだから、少し疲れていたかもしれない。少し寝落ちしそうになりながらも、次々と飛び込ん…
>>続きを読むあんなにふわふわな映画猫いるんだ。知らなかった。
少女のようなおばあさんと、"浦島太郎"で亀をいじめてそうな青年たち。
弦のないギターをかき鳴らし、桶を叩く少年と、キイチゴを頬張るしわくちゃな手…
甘美な日々の思い出と時代の傷跡、望郷の想いを淡々と映像で綴り、それらを再構成する叙情詩。最後の野菜市場の火事と、ペーターの言葉は偶然としても象徴的。
彼らの根源へ立ち戻る旅のはずなのに、私はあの村へ…
観ながら永遠という言葉が浮かんできてあれやこれや考えていた。
永遠の事なぞよく分からないのだけど、これは永遠なのかもしれない、と。
永遠にに見ていられそうだ、と。
ところどころの台詞、写経したかっ…
アメリカに来て初めて孤独でないと感じた。
友人たちとの山歩きを撮影した冒頭のシークエンス…力の抜けた、呼吸するようなカットの連なり、たどたどしい英語のナレーション、レコード盤の擦れる音とともに流れる…
いちど身体に通しとくのが重要だった。
仕事帰りにかけこみ松竹アゲインで、タルベーラの二の舞で寝落ちするかなーと思ったが、
ぼうっとみるのを続けているとこころのクリティカルなところを無自覚に突かれて…
2019/6/7 1回目
2019/11/5 2回目
「その晩年に伯父は普通の人間の道を選んで来なかったことに果たして後悔の念をいだいてなかったでしょうか。私達がセーヌの河畔を戻ってきたある日のこと…