初メカス作品鑑賞。ドキュメンタリーでここまで作家性が発揮できるのもそうそうない。ドキュメンタリーだとロバート・クレイマー以来の感覚だけど、クレイマーは撮影によって主観を演出したのに対してメカスは編集…
>>続きを読む脆く柔らかい光に照らされたホームビデオは緩やかに過去と繋がりながらもめくるように秒速で一日一日を刻む。三つの時代を跨ぐ野心に満ち溢れたインディペンデント映画の至宝。知らない人の人生を覗いている感覚に…
>>続きを読む初めの方に出てきた洗濯物がはためいてるシーンがやけに印象に残った。
ぜんぜん知らない人のライフストーリーを収めた作品なので、ぶっちゃけ人様に見せるようなものか?とぶった斬られても仕方ないくらい個人…
なんてことない日常の記録で、行ったこともないリトアニアの、しかも自分が生まれるよりも前の映像なのに、なぜか懐かしくて寂しい気持ちになって魅入ってしまった。外で火を焚いてパンケーキを焼くお母さんのブス…
>>続きを読む旅の追憶だからこれが彼自身の日常ではないと思うんだけど、映ってた人にとってはいつものことなはずで、そんな普段なら記録に残さないような日常が実はすごく美しくて魅力だ、って点では好きだしまさにだと思う。…
>>続きを読むいわばホームビデオを編集しただけのような作品であるのに、ひたすらに心動かされるのだから不思議だ。勿論そこには撮影の妙やリトアニアの美しい情景ゆえのものがあるのだろうが、この不思議な感覚は言語化せずに…
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