リトアニアへの旅の追憶に投稿された感想・評価 - 20ページ目

『リトアニアへの旅の追憶』に投稿された感想・評価

324

324の感想・評価

4.3
九十で終わる百の瞬き。キャッチ的な右上のスクエア。
母との火起こしから沸き上がる郷愁に震える。感情が生まれる編集は、ちゃんと映画だった。パチパチと鳴るフィルムの音が重要なリズムの要素。
fushimina

fushiminaの感想・評価

3.2
追憶という邦題にふさわしい。
記憶の断片をたどるかのような映像。

できれば疲れていない時にみたい。
郷愁を焼き付けたような映画。開始数分で傑作だと思ったが前日に腹筋をしすぎたせいで疲れて寝てしまった

全編通して主観なのに、たまに画面に入り込んでしまうメカスの姿が可愛らしい
まばたきみたいな記録から、記憶を探る過程はとても叙情的で、過去に対する哀愁や優しさ、未来への希望が感じられる中、打って変わっ…

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もしも私が故郷の風景を思い出に残したいと望んだら、そして私がこれだけのセンスを持ち合わせていたら、間違いなくこんな映像を撮りたい。揺れて粒子の粗い映像のかけらの集まりとたくさんのNo.が振り当てられ…

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qm

qmの感想・評価

4.0

追憶の旅
柔らかく優しい光に包まれた故郷と彼を作った風景、人々
井戸の水で顔を洗う風景、テーブルの上の皿、盗み食いするガチョウ、燃える薪木、人々の微笑み、全てが愛おしい記憶 それを大事に大事に箱に詰…

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1950のニューヨーク、1970のリトアニア、1971のウィーン。瞬きのように細かくカット割りされた映像の中で、難民の女の瞳も、メカス母のハンパーグみたいなポテトパンケーキも、スチュワーデスの足も蘇…

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目が普段生活していて使っているような機能としてではなくただ見るためだけの目になった。目が見えることはこんなに幸せなことなのだ。劇場を出てからしばらくボーッとして渋谷から新宿まで歩いた。まだボーッとし…

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Osamu

Osamuの感想・評価

4.3

観終わった後、経験したことのない種類の充実感が残った。

戦時中ナチスから逃れるために家を出て、その後アメリカに渡ったメカスが、故郷リトアニアに一時帰国した際の映像。

お父さんの下手の横好きホーム…

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記憶は果たして映像か

2回目
ヴィトゲンシュタインの家とか最後に市場のめちゃくちゃでかい火事を収めてたことすっかり忘れてた。
目が全然つかれない。映画館がなんか違う場所になる。

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