このレビューはネタバレを含みます
南北戦争、奴隷解放、リンカーン暗殺、KKKの誕生……アメリカ激動の時代を描く超大作。アメリカ初の長編映画でもあるらしい。ただ途中まではいいけど、KKK誕生の少し前あたりからおやおやと思う描写が増えて…
>>続きを読むクロスカッティングなどの映像技術で映画を現代的なレベルにまで向上させ、南北戦争における時代背景と二つの家族による複雑なストーリーを叙事詩のように謳い上げる演出はなかなか見ごたえがあった。
でも中盤…
あらゆる意味で悪名高い本作を初めて鑑賞。
KKKが映画的な運動たる「馬」の躍動と共に、英雄的に描写され、"悪人=黒人"を成敗していくという後半の展開には目眩がする。既に自分の中にあるKKKへの印象…
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「ストーンマン議員(かつら)」
ストーンマン「黒人は白人と同等である!」
リンチ「私は白人と結婚したい」
ストーンマン「(いいじゃないか、頑張りたまえ。ハッハッハッ)喜」
リンチ「相手はあなたの…
映画は凶器になりうる実例。劣等感や恐怖心が人間にエネルギーを与えるのか、映画は皮肉にもエネルギーや当時の工夫と技術に満ち溢れている。居場所が無い人が、何かを大きく動かすのは世の常で、KKKもか。
…
イメージショット
クロスカッティング
スポットライトみたいに1部だけ見えてるような演出
舞踏会のカット
かがり火とのクロスカッティング
街襲われシーンクロスカッティングとても良い
戦場突撃シーン、走…
南北戦争のドキュメントかと疑うような凄まじいロングショット。
リリアン・ギッシュとヘンリー・B・ウォルソールとの川辺のショット、最後の崖のショット。
看過できない問題点など色々あるにせよ凄い映画には…
〝映画の父〟グリフィスの名を不動のものとした映画史上に残る記念碑的大作。黒人奴隷と彼らの解放、南北戦争、リンカーン暗殺、そしてKKK。
アメリカの歴史の一部を壮大に描くそのスケールの大きさ、後の〝…