一体この映画のどこにケチをつけたらいいの
か、というくらいの名作。
これから学校の先生になる人に、
『二十四の瞳』を観てもらいたいと思うのと
同じくらい、これから医者になる人に・・・
『赤ひげ』を…
当時の女性地位を描きつつ時代関係なく平等に見れる男性像を見事に作り出した。しかもそれを三船敏郎さんが演じるんだから間違いない。‘赤ひげ’というキャラクターを黒澤明は見事に再現させた。
登場人物は皆素…
ここまで黒澤明作品を見てきて、主人公がみな一見偏屈だけども正義感が強いと言う部分が共通していることに気がついた(天国と地獄を除く)。この映画を見て医者を志した当時の若者も大勢いたであろうことは想像し…
>>続きを読む本当にあった小石川療養所を舞台に、赤ひげと呼ばれた破天荒な所長を中心に医師、患者、周辺住民などにスポットを当てた群像劇になっているのと、貧困と政治、生命の尊厳など、今に通じるテーマも流れている。赤…
>>続きを読む個人的に黒澤明監督作品の鑑賞は21作目
個人的に1,400本目の作品ということもあり、これまで長尺に怖気づいていた本作を鑑賞したのですが、新米の医者(演:加山雄三さん)が心を入れ替えるきっかけとなる…
三船敏郎演じる赤ひげ先生がひたすらカッコいい。人を救いたいという強い信念、人並外れた忍耐力と包容力、権威に怯まない度胸、そして腕っぷしまで強い。これは憧れずにいる方が難しい。人情エピソードが連なる構…
>>続きを読む(C)1965 TOHO CO., LTD.