吉川英治原作、溝口健二監督、市川雷蔵主演の大映作品と揃いに揃っている作品。
相変わらず芝居の幅が広い雷蔵をしっかりと楽しめる一作。
貴族の権力が下降していく中、武家が復興する世の中。
しかし成…
溝口健二監督、端から端まで行き届いたセットと衣装まとったエキストラでもうこういう贅沢な作品今作れません❗️な大映マークの豪華絢爛時代劇絵巻。若き平清盛演じるは市川雷蔵サマですが、眉毛が太い笑🤣結構デ…
>>続きを読む溝口健二監督による豪華な絵巻物。
公家と僧の地位が高く、「武士のくせに…」の時代に、平清盛(市川雷蔵)が踏ん張る姿を描く。
平清盛曰く「いつまでも、公家や坊主の番犬をしていられるか!」
清盛役…
若き清盛、隠されし出生の秘密っ!
今なら“文春”ネタです・・・失礼
父母との確執、葛藤・・・なぁ~る、読めました
平安貴族社会から武家社会へ・・・溝口監督は、清盛の“心の乱れ”を平安末期の“国の乱れ…
まだ武士が「卑しき侍の身分」でしかなく貴族の番犬のように扱われていた時代。そういった時代を背景に若かりし青年清盛が自らの出生の秘密を知って苦悩し相克し自覚していく様子を描いた作品。
108分で緊張…
ワンカット目のあまりにも有名なクレーン長回しがピークな感じは否めない。
僧兵と公家を相手取って俺たちの戦いはこれからだ!で終わっちゃうというのも大きい。
とはいえ、今の時代物に比べりゃいいに決まって…
このレビューはネタバレを含みます
高名な溝口作品であり、その監督の期待に応えた雷蔵さんの演技が高い評価を得、アイドル俳優から脱皮した記念碑的作品らしいが、面白いか面白くないかと言えば、格別面白くはなかった。2時間弱のすごくお金をかけ…
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