諏訪敦彦監督が、オールパリロケ、全編フランス語のダイアローグで綴った、愛し合う夫婦のすれ違いの物語。
結婚生活15年、友人の結婚式に出席するためにパリへやってきた関係が冷え切った2人。
横にのるベ…
この世で最も忌避すべき手持ちカメラのクロースアップが、悪魔的と言いたくなるような圧迫感に溢れていて胸が苦しくなる。『裁かるるジャンヌ』を越えていると思う。そう、悪魔的。フィックスでじっくり映し出され…
>>続きを読む怪作にしてオールタイムベスト入り...
これはわたしの物語だ
オープニングのカットが印象的
何で離婚話をしたのかの問い詰め方、結婚式に出席するための身支度の態度、女がどういう生き物かがほんとよく分…
パリ滞在中の数日間を舞台に、15年も連れ添ったが夫婦仲が上手くいかず離婚を決意しているマリーとニコラの心情を、ほぼ人々の会話だけで描いた、諏訪敦彦監督の恋愛映画。二人がなぜ離婚を決意するようになった…
>>続きを読む『子供時代とは、故郷のことだ』
『子供時代を忘れる大人なんて、最低だ。子供が故郷に戻してくれる』
独特な台詞回しで、
恋人が子供を求める意味を見出していて、台詞の発想が面白いと思った。
カメラが固…
自分の過去も思い出しながら、まあまあかなと観てたけど、ラストでぐわっと来た。あのラストはエキストラ入れてないそうだ。いい具合に人が来て神がかってる。ちなみにあのサン=ラザール駅からはボルドー行きは出…
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