早春の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『早春』に投稿された感想・評価

ほとんど出てこない笠智衆演じる小野寺さんの台詞がシンプルでとてつもなく心に刺さる。
「間違いはお互いが努力をして小さいうちに片付けろ」
キャンセルカルチャーが横行するこの世の中で、人間はいつの間に間…

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デジタル修復版で鑑賞。
小津安二郎の最長時間の作品。
すれ違いはじめた夫婦と愛人の影を小津風に描いた。

なぜ愛人はあんなに無愛想な人を好きになったんだろう?ってことは少し腑に落ちないな。
でもドロ…

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正直かなり長い映画だ。小津調でこの長時間を過ごすと言うのは、至福の人と苦痛の人と二手に分かれそうだ。日本女優の中で美のターミネーターである岸恵子が「君の名は」で真知子巻きやった後にこの作品となると結…

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2025-07-19 ぽすれん
池部良 妻 淡島千景いながら岸恵子と浮気
DVD 画面の縦横比ヘン
リマスタ版 観たい
3.9
小津安二郎が描く夫婦の物語
半世紀以上前の映画なのに現代にも通用する普遍性が小津映画の凄さというか醍醐味だね
4.0
選択肢すべての終焉を見せつけられる怖さ。
かなり直接的に不倫の始まりが描かれてるのが意外だった。
杉村春子の金歯仕草と軍隊仲間の誰が発しているかわからない「ほんとだ」が面白い。
hmsuga
4.3

4年ぶり4度目の鑑賞
何度も観ても素晴らしい作品
昭和30年代の良き時代
浮気は男の甲斐性ということで許された良き時代。
池部さんほどの真面目でよい男が岸さんみたいな綺麗な娘に迫られたらそりゃー無理…

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KT77
-

同じような格好で同じように通勤する画一的なサラリーマンの姿。会社にとってサラリーマンは単なる歯車の一つ。代わりはいくらでもいる。急な転勤も命じられる。

対して奥さんは代わりがいない唯一無二の存在。…

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『抵抗』に通ずる、希望としての列車。ただし、どこかへ連れて行ってくれるものというより、どこかへ去ってしまってくれるものとしての。
Sari
4.0

戦後からようやく立ち直りつつある東京を舞台に、若いサラリーマン夫婦の危機と再生、2人をめぐる人間模様を描く。

東京蒲田の住宅地に暮らし、丸の内のオフィスに通勤するサラリーマン正二(池部良)と昌子(…

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