高校を舞台にした青春群像劇なのですが、
わざとらしさがないのがいいです。
先に出来事があるのではなくて、
ありがちなディテールが積み重なった結果として出来事が動き出すような、
地に足の着いたリアル…
最高とか凄いとか素敵とかそういう簡単な一言で表したくない程深くて落ち着かせてくれない映画でした。
私がこの映画を初めて見たのは中学1年生の頃で当時の感想は女子ってこうゆう難しいところあるよね〜と橋…
公開時から観たいとずっと思っていてようやく観れた。 評判通りとてもよかった。 学校社会のヒエラルキーを描いていて、それぞれの視点からの日常をよくとらえている。 桐島本人は出てないと事前にわかっていた…
>>続きを読む青春群像劇。
タイトルにもなっている桐島は登場することなく、この作品は幕を閉じている。
内容も桐島が居なくなった学校でのお話で、大きな変化もなく、伝えたいメッセージを叫ぶこともない。
ただただ現実を…
閉塞感漂う今の日本だから出来たのか… とにかく見ているあいだずっといろんなものが胸に突き刺さってきて苦しい。
学校内での物語ではあるけど、そこで描かれているのは紛れもなく、われわれが生きているこの…
学校一の人気者の男子生徒・桐島が部活をやめたことから、少しずつ校内の微妙な人間関係に波紋が広がっていく様を描いています。
よく出来た作品だと思います。視点をかえて同じ金曜日を繰り返していました。一つ…
様々な人間の視点で紡がれる金曜日の午後から物語は始まる。
同じ日、同じ時間でありながら人によって違う空間が存在する。そうやって日々は繋がっているのだと思うと不思議だ。
バレー部のエース桐島が部活を辞…
(C) 2012「桐島」映画部 (C) 朝井リョウ / 集英社