午前十時の16作目は「泥の河」。
昭和の哀しみ。
川底は泥。
川の上は天神祭の舟が行く。
泥は沈めておかないと、河が濁る。
しずかにひっそりと沈む(沈ませている)、
社会と人生の泥を描いた映画…
「午前十時の映画祭」にて。
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舞台は昭和31年の大阪。
こてこての大阪弁が心地よい。
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時には強烈だけど、いろんな経験をしつつ、三人の子どもが成長していく様がとても良い。演技も素晴らしい。
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終戦後間もない、昭和31年の大阪。河を挟んで向かい合う食堂の息子 信雄と、廓舟に住まう姉弟の物語。
仲良く無邪気に戯れる時の子供たちの目、自身の家庭の事情を理解している姉の目、子供たちを優しく見守…
素晴らしい映画だった
カメラワークの良さや無音の場面で醸される叙情、大人の魍魎とした世界と子どもの無垢の世界という二つが絶妙に混ざりあってゆく
子ども視点でしか描かれ得ない違和感みたいなものがよく描…
行きつきのバーの常連からのお勧め作品。
(こういう作品との出会い方、滋味深くて良い)
宮本輝による原作は過去読んだことがあったが、なにぶん20数年前の高校時代につき全く記憶なし。
というか、高校生…
昔の記憶を頼りにスコア4.2ぐらいで入れようと思っていたが、忘れてる部分も多いのでhuluで再鑑賞。
いやあ、4.2じゃおさまらない。
名作だとは思っていたけれど、こんなに凄かったのかと驚き、時を経…
木村プロダクション