「好きな監督は?」と聞かれると、キアロスタミが真っ先に思い浮かぶようになってしまった。特段面白い展開が待っているわけでもないのに見入ってしまうのは、「キアロスタミの映画を観る」ことが「その土地に生き…
>>続きを読む前作『桜桃の味』以上に抑揚がなく淡々としたテンポで綴られるイランの片田舎の日常風景。明るくはないが暗くもないという極めて地味なタッチの作品。
キアロスタミらしい静謐なタッチが胸にジワジワと染み入る…
前作にあたる『桜桃の味』は、自身の死を望む男がどういった形でそれを叶えるのかを気長に見守るような作品だったが、本作では首都から遠く離れた村で、とある老婆に訪れる死を待つことになる。
しかもその集落で…
イラン映画は最高、、、
見落としがちな単調な日々の中の幸せ、“生きている”ことの素晴らしさ、人生を説くイラン映画がだいすき。
今回は、“死を待つ時間”を軸に人々を描く。
行間を読めと言われている…
このレビューはネタバレを含みます
電話を繋ぐ為高台へ車で向かうカット尻、奇跡過ぎてズルい!めちゃ笑った。二度目は流石に無いかと思ってたら中々カット切らず粘る粘る…笑
そして見事に今度はニワトリが横切る笑
神がかり過ぎよ…
奇跡のよう…
まず、イランのとある村の日常を撮った映画としてうっとり観てしまった。99年の作品で、丘に行かないと携帯の電波届かないこの村は、今どうなってるんだろう。
そして、お医者さんとの2ケツバイクに全てがつ…
イランの日常を淡々と映してるような映画でのんびり観れるけど、深いメッセージもあってそこの両立の仕方がすごい巧みだっな。
桜桃の味では死に向かう過程で逆説的に生を見出してたけど、この映画も死を待つ期…
(C)1999 MK2 PRODUCTIONS-ABBAS KIAROSTAMI