「あの人は根っから悪い人じゃないわ。ただあの人の住んでる世界が悪いだけなのよ」、という感じでヤクザの若い二代目を愛してしまったカタギの女。男の犯罪に手を貸し、男の赤ん坊を身籠るも、自分のことしか考え…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
ヤクザ物映画。乱暴だが根は優しい朝比奈と新興ヤクザ相良の抗争を描く。文豪三島由紀夫が主演を務めているが、その大根役者ぶりを酷評される結果となり、一般的には(フィルマークでの点数を見れば分かると思う…
>>続きを読む小さな遊園地で小銭入れたら動くパンダみたいなのに乗って揺れる三島由紀夫。
子供にビールを飲ませて可愛がる三島由紀夫。子供が好きそう、子供と接するときの顔がいきいきしてた。
三島由紀夫の澄んだ瞳と、は…
主演文豪三島由紀夫が、東大法学部同期生の増村保造監督に扱き倒され、小学出の気の弱い朝比奈組二代目武夫を熱演、武夫の内実の優しさに惚れ抜く映画館捥り店員小泉芳江若尾文子が子を孕み、ヤクザ稼業の足を洗い…
>>続きを読む三島由紀夫が好きで観た。それに尽きる。(三島由紀夫が大して好きではない人なら、多分観なくていい…)
相手役の若尾文子といい、脇をかためる船越英二、志村喬、浜村純といい、錚々たる俳優を気持ちが良いほ…
革ジャンの三島由紀夫
女を殴る三島由紀夫
メロディペットに乗る三島由紀夫
腕が無く頼りない三島由紀夫
エスカレーターを逆走する三島由紀夫
強い光量に照らされる、晒される下衆たち。殺し屋「喘息のマサ…
最近の僕は三島の本ばかり読んでいるので、何を血迷ったかこの映画を観てしまった。
・三島が大根
・三島が痛々しい
・そこそこ良い作品なのに三島のせいで…
などなど、前評判はさんざんだった。
ネット上…
激烈なる文士・三島由紀夫の主演作。
作家として地位を得ていたにも関わらず、東大の同窓である監督に扱かれて磨いたという演技は、巧拙で測り得ない魅力に溢れる。
船越英二、志村喬といった脇役との競演も…
三島由紀夫が絶妙です。
セリフはもとより、表情がまたいいです。
だって俳優じゃないんだから、仕方ないですよね。そこはそれで楽しめばよいのであります。
昭和のあの頃…1960年というと私が生まれた…