所変われば法律変わる。
離婚ができない宗教国イタリアにおいて、離婚がしたくてしたくて仕方ないオッサンの完全犯罪を描いたブラック・コメディ。
ひっくり返って笑うという映画ではなく、よく出来た風刺喜…
イタリアでは今でも教会で結婚したカップルの離婚は手間がかかるらしいが、この映画の時代は離婚はご法度だった。ちなみにマストロヤンニが読んでいる法律書によれば、妻の不倫を知り逆上して妻を殺した場合、禁錮…
>>続きを読む@シネ・ヌーヴォ ~イタリア クラッシコ映画祭~
彼氏に「どれくらい好き?」って聞いた数日後にフラれた経験有のわたしにとって戦慄のコメディ(大げさ。マストロヤンニの盗聴器のシーンと「俺の名誉…
このレビューはネタバレを含みます
先に短いあらすじ見たときは、なんてゲス野郎だ!許せん!とか思ったけど
観ると嫁が…うざい、これは絶対別れたい。教会の古き因習が悪い。これでDVはおろかどなったりも殆どせず対応してただけえらい
独白(…
なんで離婚しないの?と思ってたら、この映画があった時代は、離婚が法的に認められていなかったのか。(1970年になって、やっと法的な離婚が認められたとか)
だから、合法的に奥さんを殺そうと、あれこれ…
2018/12/27 名古屋シネマテーク
【イタリアクラッシコ映画祭】にて
離婚厳禁のカトリック国イタリアを痛烈なブラックユーモアで斬ったピエトロ・ジェルミの超名作。
従妹に心惹かれ、鬼嫁と…
個人的にはマイケル・ジャクソンの3倍は永遠なれのマルチェロ・マストロヤンニ。その優柔不断な優男ぶり、ヘナヘナした間男ぶりはローマ法王の8 1/2倍も平和の象徴だ。だからマルチェロが逝って世界にはテロ…
>>続きを読む恵比寿ガーデンシネマで上映されている「イタリア ネオ+クラッシコ映画祭」より。
すごく古い映画なのにすごくたくさん笑ってしまった。
自分の妻と別れるためにあの手この手を使おうとするのだが、なかな…
1961年、ピエトロ・ジェルミ脚本/監督。
アカデミーで脚本賞、カンヌでベストコメディ賞、ゴールデングローブで主演男優賞(コメディ)他。
この監督、初鑑賞で、ネアレアリズモ時代の作品を見てませんが…