東京暮色の作品情報・感想・評価・動画配信

『東京暮色』に投稿された感想・評価

1957年製作の映画。小津安二郎監督作品。

周吉は妻と別れ、孝子と明子という娘がいる。孝子は結婚し子供もいるが、夫と上手く行っておらず周吉の元に今は住んでいる。一方、明子は遊び人達と付き合っており…

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父と娘の苦悩。有馬稲子の話し方、表情のすべてにアキコの抱える哀しみが現れていて、これほど素晴らしい演技は他に類を見ないものだと思った。自分が男に言い放った台詞が、自分を捨てた母から返ってくる。これほ…

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有馬稲子綺麗
東京物語や晩秋とは違い、これからの閉塞的な社会を予測されている映画だった。

東京物語では『結婚』『安定』を求めたが、『東京暮色』では『妊娠』『『自殺』『寂しさ』が描かれている。
東京…

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小津安二郎が笠智衆、原節子と組んだ毎度おなじみの父娘もの。家族を捨てた母親役で山田五十鈴、原節子演じる長女孝子の妹明子役に有馬稲子を迎えて、映画全体にボリュームアップした感があるが、テーマは相も変ら…

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Meg
4.5
有馬稲子の
無表情でどこかずっと不機嫌さを纏った佇まいが魅力的。
劇中、一度も笑わなかったそう。
Paul
3.4
なんて生きにくい時代なんだろう。
ここには美しい日本の原風景なんて存在しない…
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4.0

小津作品観賞4本目。原節子と有馬稲子の美しさと可憐さにまずやられる。小津作品には珍しく、はっきりとした家族内の対立を描いている。夫婦のすれ違いや崩壊も盛り込まれている。男女の性愛より家族愛の方が大切…

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3.0
このレビューはネタバレを含みます

ジャケット写真の「雀卓に片肘をついて、もの思いに耽りながらタバコを嗜む有馬稲子」がとても印象的だったため鑑賞。
そしたら作中にそんな場面はなく、ただのスチール写真だったらしい。
写真から、雀荘でお茶…

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2025-08-06 ぽすれん

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