改めて安二郎のおもしろさに開眼したばかりで、観るたび新しい発見にときめいている毎日ですが、これはまたびっくり。安二郎、こういう感じもありなのか👀
ずっと暗く不穏です。なにしろみんな笑わないし、何か…
小津安二郎が笠智衆、原節子と組んだ毎度おなじみの父娘もの。家族を捨てた母親役で山田五十鈴、原節子演じる長女孝子の妹明子役に有馬稲子を迎えて、映画全体にボリュームアップした感があるが、テーマは相も変ら…
>>続きを読む小津作品観賞4本目。原節子と有馬稲子の美しさと可憐さにまずやられる。小津作品には珍しく、はっきりとした家族内の対立を描いている。夫婦のすれ違いや崩壊も盛り込まれている。男女の性愛より家族愛の方が大切…
>>続きを読むジャケット写真の「雀卓に片肘をついて、もの思いに耽りながらタバコを嗜む有馬稲子」がとても印象的だったため鑑賞。
そしたら作中にそんな場面はなく、ただのスチール写真だったらしい。
写真から、雀荘でお茶…
とてつもなく暗い作品。他の小津作品のような家族の中にみえる日本の美徳はあまり描かれない。全員目が死んでいて、何かを諦めている。ただ、やはり結末からは日本古来の家族を重んじていることが分かる。
反対に…
松竹株式会社