このレビューはネタバレを含みます
室内劇。
絵画、調度品、室内装飾(全て本物なのだろう)などの映像美。各人物の魅力、会話劇で進んでゆく。
孤独で芸術肌の老教授、バート・ランカスターが知性的な紳士を演じていた。
シルヴァーナ・マ…
過去鑑賞記録。
ヘルムート・バーガー、バート・ランカスター、シルヴァーナ・マンガーノというヴィスコンティ作品のメインスターたちが顔をあわせた、彼としてはスケール感は小さいが、ある意味、総決算的な作品…
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母は若い男を飼い、男は母と愛し合いながらその娘息子と乱交する崩壊した家族。更に左翼や階級社会の闇をバックに据えた歪な関係に教授は巻き込まれるが、それでも全員を信じ、「家族」と呼んだのは彼だけであった…
>>続きを読むヴィスコンティの自伝的な内容を強烈に打ち出した作品。
老教授の生き様を淡々と描いている。
ヴィスコンティて公爵の息子ですけど貴族社会に反発してるなって感じますよね。
改革思想を作風に感じます。
…
(c)Minerva Pictures