自称リベラル派の父と母のもとに、愛娘が婚約者を連れて帰ってきた。彼の経歴はまばゆいばかりに輝いていて、人柄としても申し分ない。何も問題なかった、ただ一つ、彼が黒人であることを除いては。
さすが脚本…
これはおもしろかった!
リベラルで通っている夫婦宅に、ある日、娘が黒人の彼氏を連れてくる。ここでおもしろいのが、メイドの黒人が一番おおっぴらに反対するんだ。
お父さんが結論を出すまでの葛藤が良い。…
何回も何回も観てしまう作品の一つ。
口では言っても、実際の場面になると、刷り込まれた価値観、固定観念が否応でも露呈する。
そんな時、自己嫌悪に陥るか、それともそれを覆い隠す様に排除してしまうのか…
アメリカマイノリティとして生きていくことが強く描かれています。
黒人に対してポツポツと白人が言うブラックジョークがなかなかきつくて、でもこれは現実にある話なのだと思うと怖くなりました。
黒人白人カッ…
まだまだ差別があった時代に黒人男性と白人女性が両親に結婚報告することを主題にして、当時のアメリカ社会の本音と建前や、どこまでが差別であるのか、差別意識とはどういうものなのかを結婚という具体的な切に迫…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
人種差別は良くない。今でこそ、それが理解されているが、自分の娘や息子が肌の色の違う結婚相手を連れて来たらそれなりに悩む人は少なくないと思う。
昔の映画ながら今観ても色々考えさせられるのは、人種に優…
突然の娘と息子の、白人と黒人の〈異人種〉間結婚の知らせに両親(主に白人の娘の親)が戸惑う話。
いい意味で思っていたのと違った。60年代という時代の雰囲気もあって、もっと両親が保守的な存在で、プロパガ…
どんなに正論を主張していても、頭では正しいことを理解していても、当事者になってみたらわからないものよね。
人種差別という難しい問題、この時代なんてなおさらひどかっただろうなあ。黒人メイドが強い偏見を…
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