復讐するは我にありに投稿された感想・評価 - 127ページ目

『復讐するは我にあり』に投稿された感想・評価

ドント

ドントの感想・評価

4.4

1979年。あまりにも、あまりにも……。63年に起きた西口彰(榎津巌)による連続殺人事件を不可思議かつ尖った構成で描く。
キリスト教徒でありながら弱く、加えて「罪」を犯し続ける父親の影。それに反動を…

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サイコパス野郎の逃避行の話。
とんでもないクズ人間なのに、
とんでもなく惹きつけられるものがある。
宿屋の階段からの母親フェードインは痺れた。
サイコパスとSEXはどうしてもセットなのか。
演技力+…

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寿都

寿都の感想・評価

4.8

すばらしかったです。この緒形拳はほんと笑えない最強サイコパスで壮絶な事件なのだが、笑っちゃうところ多い。(とくに義父と嫁のラブが面白すぎるし温かい、あと競艇ババア最高)
なんと実際の殺人現場で殺人シ…

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澪標

澪標の感想・評価

4.0
まずタイトルに痺れる。
緒方さんと三國さんのぎっとぎとな人間味がたまりません。
熱さを入れながら、限りなく冷たいカメラ。
その何も判断しない淡々としたこと。
監督の映画がもっと接してみたい!

このレビューはネタバレを含みます

「私はそのまま、母親の首を絞めた。自分はそうするのか、と思いながら。
(中略)
母親はなぜ自分が首を絞められるのかわからない表情を私に向けている。当然だった。私にもわからないのだから。」
(中村文則…

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yamgt

yamgtの感想・評価

4.0
観てしばしぼう然としてしまった。
ウナギ養殖場に干されたゴム製ズボンのその影に、暴虐のかぎりを尽くした者の行き着く先は、縛り首しかないというのを投影したカットが目に焼き付いている。
昭和のサイコパスって感じ
本当に憎んだ人は殺せないけど、関係ない人は普通に殺せる。
そんなサイコな主人公
怖っ

第2回日本アカデミー賞最優秀作品賞。

緒形拳の怪演が炸裂。こんな無慈悲な殺人鬼を、なぜこんなにも魅力的に演じられるのだろうか。『ポケベルが鳴らなくて』の不倫オヤジのしょぼくれ役と同一人物とは思えな…

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Wednesday

Wednesdayの感想・評価

4.0


キリスト教をしっかり取り扱っていてる点が素晴らしかった。
罪もないものは殺す、殺したい人は殺せない。心の根底と前提にあるものが重たくてつらたん。

緒形拳も倍賞美津子もすごい。
緒形拳だいすき子ど…

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