銀座のトンカツ屋の看板娘を巡る恋物語。ていうか今だったらシットコムみたいな。とにかくトンカツ食べたいなあって感想しかないんだけど。明治チョコレートのネオンの横に見えるあのムーランルージュの風車みたい…
>>続きを読む岩崎文隆の原作を野田高梧が脚色、五所平之助が監督した、銀座のとんかつ屋のロマンス模様。看板娘の絹代は、客の佐野周二が好き。調理人の徳大寺も絹代が好きだが、眼中にない。父親は絹代の想いを汲んで、就職難…
>>続きを読む◎銀座トンカツ屋看板娘の婿取り コックは中国人
1937年 松竹大船 モノクロ 69分 スタンダード
*冒頭あたり音声聴き取り難いが概して状態良し
これは拾い物。良かった。
小津の初期作品にも…
『花籠の歌』1937年。松竹大船。銀座のとんかつ屋を舞台にした人情コメディ。田中絹代主演で高峰秀子はその妹役(出番はカットされたのか僅か)。『宗方姉妹』まで何度か妹役を演じ、『放浪記』では娘役だった…
>>続きを読む『とんかつ大将』『とんかつDJアゲ太郎』ぐらいかと思われたとんかつ映画界だったがいやいやとんでもない、むしろこれこそがとんかつ映画のたぶん元祖にして真打ち、若かりし豪華スター共演のとんかつ人情喜劇で…
>>続きを読む#57 デコちゃん生誕100年
見るたびに、ラストで絹代と黎吉が食事しているシーンの前に、欠落があるような気がしてならない。
しばしば映る橋と川は、三原橋のような気がするのだが、あそこに、近年まで「…
戦前の東京・銀座。その片隅にあるトンカツ屋「港屋」。その店の森洋子(田中絹代)は、雑誌で取り上げられるほどの人気の看板娘。店には常連客が溢れ、その中には大学生の小野進(佐野周二)と堀田念海(笠智衆)…
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