ACB銀行が 総会屋に利益供与をおこない、
東京地検特捜部から 取調べを受ける。
役所広司、椎名吉平らの40代の若手が
立ち上がり、ACB銀行再生のために動くという
物語。
原作は 高杉良。…
1997年に発覚した第一勧業銀行総会屋利益供与事件をモデルに、腐敗したメガバンクを再生すべく立ち上がった中堅行員らの奮闘を描く社会派作品。見せ場の株主総会シーンが緊迫感溢れる。リハーサルまでするとい…
>>続きを読む今や大作任されるベテラン原田監督。本作公開当時はロボットSF「ガンヘッド」の監督というイメージが強くあって(ちゃんと観てないけど)、なんでこんなビジネス映画を?と思って観た思い出が。結果大変面白かっ…
>>続きを読む「検察側の罪人」のときも思ったけど原田監督の映画は良くも悪くも落ち着きのない忙しない作品だ。
冷静になって見ると爆笑もんのヘンテコな動きをしている人物、バツバツ割られるカット、謎のオープニング、理屈…
原田真人の作品としては、クライマーズ・ハイと並んで好きな映画である。
クライマーズの方は新聞社、こちらは銀行である。ともに企業の中核である若手と経営層との激しいぶつかり合いや戦略がらみの抗争をテーマ…
原田眞人の、オフィスとか密室空間における会話劇の演出力はズバ抜けてんな。
章構成やダサいタイトルバック、走るカメラにブツる編集、「ついてこい」と言わんばかりの業界用語の押し付けとそのクソ早いセリフま…
出演人の銀行内での役職や位置が段々とわかってきてからは面白くなってきて、今は原作を読みたいとすら思う。『あさま山荘』の時も感じたが、人の動きや飛び交ったり重なりあったりする会話がとてもリアルで、その…
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