「あんたはいつもそうだ。落花生の殻を大事に取っておいて、中身を捨ててるんだ」
ビーチボーイの流れる神戸の港町へ帰ってきた僕。鼠との出会いと彼との日々。左手の小指のない女の子。そして、ジェイの気の利…
昔軽く読んだ程度ながらも原作で抱いたイメージとはどう考えても違う(というかこれに関しては原作抜きにしても)変テコな描写の多い映画となっていて、面白いは面白いけど村上春樹原作とはとても思えない内容だっ…
>>続きを読む夏になると決まって読みたくなる我が青春のバイブル『風の歌を聴け』。人生で10回は読んできたベスト小説の1作ですが、映画版は今回が初鑑賞。予想の10倍くらい原作を忠実に映像化してて驚いた。村上作品への…
>>続きを読む日本の映画史に残るATG (日本アートシアターギルド)の傑作。予告からまず面白い、”力道山、ジョン・エフ・ケネディ、風の歌を聴け!” 正直意味がわからない。The Beach BoysのCalifo…
>>続きを読む風が気持ちの良い夕暮れ時だ。
GWは村上春樹の小説を改めて読んでいる。
「風の歌を聴け」「1973年のピンボール」「羊をめぐる冒険」の3部作。そして、その続編の「ダンス・ダンス・ダンス」。
今…
小説の映画化って難しいと思う。小説のどこを削って、どこを残すか?上手な要約が求められる。
登場人物、景色、建物など視覚化してくれる点では良い点も多い。鼠の車が赤いフィアット500だったのは本当に良か…