ヴィスコンティ監督のドイツ三部作の③を鑑賞。(①は『地獄に堕ちた勇者ども』、②は『ベニスに死す』)どれも傑作。
バイエルン王国のルートヴィヒ2世の半生はざっくり調べた所、本作とほぼ同じ。貴族映画は…
ヴィスコンティが好んで描く没落した貴族や王族、芸術家、かつて栄華を誇った人物とその一族が時と共にかつての権勢を失っていく様を、その歴史的意味を見出すというよりもその人物の内面に光を当てながら多分な共…
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芸術が国民に必要と思って手を尽くすのに、浪費し、退廃していくルートヴィヒ(ヘルムト・バーガー)の何とも言えぬ物悲しい話。気の毒で仕方なかった。追われ、幽閉、区切りはこちらが安…
バイエルン王国の「狂王」ルートヴィヒ2世の生涯を描いた絢爛豪華を極めた映画。
これだけの映画はもう二度と作られないでしょう!
名門貴族出身のビスコンティ監督だからこそ描けた、貴族の華やかさや苦しみ…
「神々の黄昏」の方は観たことあったんだけど、今回は完全復刻版。
どっちかというとルードヴィヒよりも従姉妹のオーストリア皇后エリザベートの方に興味があるんですよね。なのでロミー・シュナイダー演じるエリ…
人生で見た中で一番長い?238分(ロードオブザリングは何分だっけ?)観る前にまずは、主人公のルートヴィヒ2世を調べて軽くどんな人だったか知ることをおすすめ。知った上で観ると、238分観れました。ルー…
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