このレビューはネタバレを含みます
オープニングから、制服をアップで写すぬめっとしたカメラワークが格好よかった。
ピーター・オトゥールの演技が怖すぎる。ゴッホの自画像を前にくらくらしてしまうシーン、かなりぐっときた。
しかし1件の娼婦…
舞台背景は第二次大戦下のヨーロッパ戦域だが、戦争映画というよりは、連続猟奇殺人事件を捜査するドイツ軍情報部のグラウ中佐が主人公のサスペンス。
「アラビアのロレンス」で共演したピーター・オトウールと…
たとえ戦時中だろうと殺人は殺人です。犯人が戦争の英雄で将軍であろうとなかろうと逮捕ですよ。中佐は戦争そっちのけで犯人の将軍を追います。ヒトラー暗殺計画とも絡んできますが、それを出汁に使った戦争映画と…
>>続きを読む戦時下における殺人の大小。サイコなピーター•オトゥールは最初から見るからに怪しいのだけれども、それをものともしない怪演で引っ張る。また映像は火炎放射器のシーンや場面転換がかなりお洒落。トム•コートネ…
>>続きを読む将軍を印象付けるオープニングの軍服、ズボンの赤いラインに興味が湧きます。
気味悪いピーター・オトゥール、顔面ピクピクは演技に見えない。2時間越えで長いけど、一気に見終えました。ニューシネマパラダイス…
ドイツ占領下のポーランドで発生した娼婦殺人事件の容疑者として浮かび上がってきた、アリバイのない3人のドイツ国防軍の将軍を情報部の少佐が追う重厚な現代史サスペンス。キャストが豪華。ピーター・オトゥール…
>>続きを読むナチス・ドイツ占領下の街で起こった一連の娼婦惨殺事件を戦中・戦後と渡って追求していくサスペンス。
正直キャスティングの時点で既にネタバレな印象は拭えないものの、容疑者である将軍達に耽々とプレッシャー…
50年如きの歳月では風化しない異様なる戦争映画 アナトール・リトヴァク「将軍たちの夜」
アンジェイ・ワイダの「抵抗」三部作で描かれる渦中のドイツ視線戦争映画はある意味ワイダ作品の限界を軽々と超えて…