おとし穴に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『おとし穴』に投稿された感想・評価

moto
3.9
音がミニマルでよかった
まさに死人に口なしで、だけど副音声的に物語に関わってくるような感じは面白かった
tennya
3.3
白いスーツを着た男の人がゆっくりと追いかけてくるシーンの緊張感がすごい
やはり幽霊やらバケモノやらそんなものより人間が1番怖い
シニカルに陥らず野暮ったくもない。諧謔性と絵面のバランス。ATG。おもしろい!

原題『おとし穴』(1962)

監督 : 勅使河原宏
脚本 : 安部公房
撮影 : 瀬川浩
編集 : 守随房子
音楽 : 一柳慧、高橋悠治、武満徹
出演 : 井川比佐志、田中邦衛、佐藤慶、金内喜久夫…

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「おとし穴」は、安倍公房の原作・脚本の1960年のTVドラマ「煉獄」を、1962年に映画化したもの。予告編は、本編に含まれていないシーンもあるので貴重だが、田中邦衛が演ずる殺し屋Xの本編未収録の殺人…

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勅使河原プロ第1回作品。勅使河原宏の長編第1作。北九州の炭鉱で起きた殺人事件。二つの組合が対立する労働争議。安部公房原作脚本のシュールな作品。
Aix
3.6

勅使河原宏×安部公房による初めての作品。殺された炭鉱夫が幽霊になる話。

勅使河原宏と安部公房のコラボレーションらしい内容だったけど、砂の女や他人の顔と比較するとインパクトに欠ける作品でした。今作が…

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このレビューはネタバレを含みます

映像素晴らしすぎるねえ。ポスターやオープニングの尖り方を持ちながら幽霊になって観察するというポップさ全開の展開で驚き。そのせいか知らないけど、怖い漫才/コントを見るような感覚があった。

カメラの距…

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一点透視のフカン(正確に言うと三点透視なんですけど…)の一本道が印象的で美しいなと感じた

うーん?って見てたら突然sf?幽霊になって会話し出して面白かった!

街ってのはただあるんじゃなく人の死や…

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このレビューはネタバレを含みます

仙川安部公房生誕100年祭にて。

替え玉として殺される炭鉱夫Aの息子は、駄菓子屋で万引きをしたり、蛙の足を生きたまま引きちぎる。それはとてもショッキングな出来事ではあるが、子どもが体現している…

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