女から見た男と、女たちの物語。三輪子の霊が泣いている風のそばへ寄って来て消えるシーンの演出が素晴らしい。ラスト、暗澹たる道行を示していると思わざるを得ない、真っ暗な、真っ黒な夜。ともあれ、彼女たちは…
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はぁ〜〜〜...最後まで女性同士のバチバチが堪らない、嫉妬心や欺瞞に満ちた真っ黒な腹の内にゾクゾクしちゃう...!
"誰にでも優しいってことは、誰にも優しくないってことよ"
何といっても本妻の山…
面白い!冒頭の演出から惹きつけられる。懐古式に語られるミステリー、10人という多めの登場人物を裁く手腕(何人か影の薄い女はいたが)、はぐらかすように語りきらない台詞。最終的には脚本が冴えてくる。女が…
>>続きを読む 昭和36年のハーレムの痴話喧嘩。恋人ら一人一人の描き分け(配役)、ややメタな視点を利用した十人の女たちの内紛、どれもうる星といったハーアニメを先取りしたような内容で驚かされる。
カメラも自由自在…
「誰にでもやさしいということは誰にもやさしくないということよ」
鋭いこと言いますねぇ。お富士さん!
市川崑監督の前衛的な演出が冴え渡るカルト映画『黒い十人の女』。
自分が映画を観始めた頃には既…
9人と不倫している遊び人のテレビプロデューサー
妻と愛人9人に殺人計画を立てられるが・・
全編モノトーンで洒落ている
ドロドロした内容だが進行はサラサラ
男も女も情が無くサイコパスみたいな…
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