マザコンで弱そうな中年男を見事に演じるチャールズ・ロートンがすごかった。法廷での手の動きが指の震え、ほどよくぎくしゃくしているところまで演技が上手だった。
いわゆる「男らしさ」の定義を覆した上、気が…
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( 」゚Д゚)」Excellent!(*’ω’ノノ゙☆パチパチ!
チャールズ・ロートンの独壇場。
チャールズ・ロートン演じる臆病なマザコン教師アルバート・ローリーが巻き込まれたジョージ・ランバ…
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ナチスに占領されたヨーロッパのどこかの田舎町。臆病者の教師ローリーは年老いた母親に頭が上がらず、好きな同僚教師にアプローチも出来ずで、生徒達からも尊敬されていない。人望のある校長から勇気や尊厳の大切…
>>続きを読むまた良い法廷モノ発見、まさか人権宣言で感動するとは
ナチの汚い心理戦に占拠される町で裁判とか、意味なくね?と思ったが、捨て身の清廉な真実の暴露が人々の正義を呼び覚ます、法廷の外に出れば悲惨なリアル…
泣いちゃったよ。
ちょっと政治的過ぎ、直接的過ぎる気もするけど、なんか今だからこそすごく刺さってしまった。
グズで臆病なマザコン中年デブ(チャールズ・ロートンにめちゃくちゃ失礼)が主人公なのも珍…
ルノワールとてここまで直接的な反ナチプロパガンダに加担する事は本意では無かったのでないかと邪推してしまうが、そうせざるを得なかったのもまた戦争の罪であり、自由の尊さを訴える映画でありながらも決して自…
>>続きを読む防空壕で爆撃に怯える教師と、戯れている生徒たちの対比、検閲、裁判など、戦争映画のあるあるを拾ってくっつけたような無難な構成。映像で語る意義をあまり感じない。
人間の二面性というルノワールの重要なテー…
悪くないけど、普通のこの時代のアメリカ映画だなという感じ。なんか題材も説教臭くて、生真面目に凝り固まった裏表のない二項対立は素直すぎて味気ないな。奔放な躍動感のないルノワールは、つまらなくはないけど…
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