鏡の中にある如くに投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

「鏡の中にある如く」に投稿された感想・評価

著名な「神の沈黙」三部作の最初の作品。重篤な精神病を患う娘を己の小説の題材として見てしまう父親像が、あの芥川の「地獄変」の絵師を髣髴とさせるけれど、ベルイマンは家族に対して抑圧的であった自身の父親を…

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yu

yuの感想・評価

3.8
精神分裂病を患った娘


人は皆 円を描いて
そこに閉じこもって
生きている

時おり人生の現実に
円を突き破られても
すぐに別の円で身を守る


愛が神そのものなんだ
chiyo

chiyoの感想・評価

3.5

2023/1/26
「神の沈黙」三部作の1作目。登場するのは父親と娘と息子、娘の夫の4人のみ。最初こそ仲が良い家族のように見えるけれど、娘が精神のバランスを崩していたり、父親が家族のことを分かってい…

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イングマール・ベルイマン監督作品。

“神の沈黙”三部作の第一作。

作家のダビットと姉のカリン、弟のミーナス、カリンの夫で医師のマーチンが孤島の別荘でヴァカンスをする。4人は仲睦まじいが、…

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kuu

kuuの感想・評価

3.8

『鏡の中にある如く』
原題 Sasom i en Spegel.
英題 through a glass darkly.
製作年 1961年。上映時間 89分。
スウェーデンの巨匠イングマール・ベルイ…

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男と女と車が1台あれば映画はできると言ったのはゴダールだが、たった四人の登場人物と海辺の古びた別荘だけで、人間の心理を深掘りした真理を追求する映画が作れてしまったのは、さすがべルイマンとしか言いよう…

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マグロ

マグロの感想・評価

3.2

メンタルケア0点お父さん

神の沈黙三部作の1作目。

統合失調症がまだ精神分裂病だった頃のお話。分裂病になってしまった娘と彼女の父親、弟、夫の4人家族をとりまく苦難を描いた作品。
父親は作家なので…

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野井

野井の感想・評価

3.6

このレビューはネタバレを含みます

統合失調症の娘と小説家の父の話? 途中から見たので前提がよく分からなかった。
オリ

オリの感想・評価

3.8
病は気から。
改めて光の使い方がうまいなあと。特にカリーンが嫌な音で目覚めるシーンは印象的。
基本的に会話はアップが多くて役者の心情を間近に感じることができる。

精神を病んだ女性とその旦那、その女性の父で小説家と、弟の海辺での休暇を舞台に、錯綜とした心理劇が繰り広げられる、ベルイマンらしい作品。

ベルイマンはしばしば「神」や「信仰」についてを映画的に描いた…

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