鏡の中にある如くに投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)- 4ページ目

「鏡の中にある如く」に投稿された感想・評価

弟くんからの視点で登場人物を見ると、
パパと姉と姉の夫と自分。
この4人だけ。
湖とその岸辺に建つ古びた家が舞台装置。
家の周りは岩と小石で出来た庭と道。
家の中も温かみの感じられないギシギシ鳴る木…

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hasse

hasseの感想・評価

4.0

演出4
演技4
脚本5
撮影4
音楽3
技術4
好み4
インスピレーション4

○「愛が神そのものなんだ。そう考えれば絶望から救われる。空虚が満たされ絶望が生に変わる。しばしの猶予だ。死を迎えるまで…

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Ryu

Ryuの感想・評価

3.9

自分が撮ろうとしていた頭がおかしくなっていく病んだ女は、それ自体ありふれたモチーフではあることは分かっていたが、ベルイマンがきっちりそれを映画にしていたことは知らなかった。たまたまU-NEXTで配信…

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K

Kの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

信じることと 縋ることと

誰1人信じることはしていなかった気がするけれど、最後の最後に何か動いたのは確か




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324

324の感想・評価

4.0
湖の鏡面に映る空。鏡に映る世界、こちらの世界の行き来。暗い部屋にそそり立つ自分。難破船の中での狼狽。地獄ヴァカンス。精神と肉体。「愛こそ神」という台詞の虚無感。かなりサイコロジー。密度が高い。
lag

lagの感想・評価

3.8

物書きのお父さん。医者の夫と繊細な弟。波の少ない穏やかな海。港の桟橋。並んで歩くも艪を漕ぐも快く移動。屋内の影。壁紙の模様。ひと雨降る。座礁した船倉。扉のすぐ先に立ってこちらを見ている。回転翼の轟音…

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信仰と血縁、呪いのエスプレッソダブル。

壮年の作家ダビッドが、家族を連れ海辺の別荘を訪れる。息子のミーヌスとその姉カーリン、その夫マーチン。家族の時間を和やかに過ごすが、カーリンは精神病院を退院し…

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あ

あの感想・評価

3.8

最後に父親が「愛」にすがることで救いを得よう的なことを言っていましたが、夫の愛はカリーンには届かず、弟の愛は性的で、父親の愛は創作に向けられている今、その存在は「神」のように現実味がないように思いま…

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HZK

HZKの感想・評価

3.8
神の沈黙 三部作…?

考察読んでおさらいしなければ……
けどベルイマン好きだから楽しめた!
精神を病んでいく娘とその家族の孤独を浮き彫りにする。神が愛であるならば、愛もまた神の存在証明なのか。問われているのは、神学議論より深いもの。

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