鏡の中にある如くに投稿された感想・評価 - 2ページ目

『鏡の中にある如く』に投稿された感想・評価

そこまで長くない尺の中に、キャラクターたちのエッセンスがギュッと詰まっていて、結局何度も戻って観返した。各々の眼がいくつもの事柄について発信していて、それだけでも結構満足させられる。
全てのカット、…

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観る順番ミスった‼︎
“沈黙”では分からなかったベルイマン的神の定義がこっちではしっかり描かれてるから、絶対“沈黙”より先に観るべき。

取り敢えずこの映画本当に好きすぎて…
観た後暫く固まってしま…

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このレビューはネタバレを含みます

鎮静剤を打たれた後のカーリンの告白、それぞれに彼女を愛しているはずの父、弟、夫に囲まれながら、絶対的な神(=信仰=愛)の不在という絶望について顔を歪ませながら語っていて、やりきれなかった
全体的にラ…

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マグロ

マグロの感想・評価

3.2

メンタルケア0点お父さん

神の沈黙三部作の1作目。

統合失調症がまだ精神分裂病だった頃のお話。分裂病になってしまった娘と彼女の父親、弟、夫の4人家族をとりまく苦難を描いた作品。
父親は作家なので…

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野井

野井の感想・評価

3.6

このレビューはネタバレを含みます

統合失調症の娘と小説家の父の話? 途中から見たので前提がよく分からなかった。
愛について?
やっぱりだめだベルちゃん。

愛=神らしい。神はいないし、愛は存在する。
神は存在しないし愛はある。
オリ

オリの感想・評価

3.8
病は気から。
改めて光の使い方がうまいなあと。特にカリーンが嫌な音で目覚めるシーンは印象的。
基本的に会話はアップが多くて役者の心情を間近に感じることができる。

精神を病んだ女性とその旦那、その女性の父で小説家と、弟の海辺での休暇を舞台に、錯綜とした心理劇が繰り広げられる、ベルイマンらしい作品。

ベルイマンはしばしば「神」や「信仰」についてを映画的に描いた…

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ピーメ

ピーメの感想・評価

3.9

ベルイマン映画に訪れる静寂は異常なほどに冷たい。『不良少女モニカ』同様ハリエット・アンデルセンの超音波のような叫び声にはストレスを感じる。壁の穴を初めて正面から映す時の、揺れている複数の光は魂を彷彿…

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Noah

Noahの感想・評価

4.0
家族の不和を描いた群像劇かと思いきや、深めれば深めるほど見えてくる、テーマ性がいくつもあって深かった。

最後の弟のセリフにちゃぶ台返し的清々しさも感じられて、スカッとする気もする。

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