ラストに第四の壁を易々と越えて観客に語りかけてくる、ある種の男という生き物たち全てに贈る教訓話である本作は、まず冒頭で幼い兄妹があやとりの糸を交互に自分の手にかけるクレジットタイトルから、蜘蛛の糸に…
>>続きを読む場内で何度も笑いが起こってて自分も笑いつつ戸惑った。ほとんど怪奇映画みたいなテイストで嫉妬渦巻く家庭を描いてるのにどうも妙な描写のせいで笑わざるを得ない。「先輩のくせにそんなことしか言えないのか」と…
>>続きを読む主従関係の逆転劇、ひとつの間違いが大きな悲劇を生みます系の教訓ビデオ、あるいはフロイト的性欲動の啓蒙映画、みたいな感じなんですがまあ構造も展開も基本的に雑です。
ネズミや家屋爆発の寓意的な演出は、…
このレビューはネタバレを含みます
最初はこんなクソ真面目な教師に捨てられ10代の乙女心をばかにすんじゃねーよ、とことん復讐しろって感情でしたが、そういう問題じゃなかった(驚愕)
どんどんメンヘラ化が進んでいくメイドと過剰な雷雨の演…
主従が逆転していく似たテーマの『召使』や『沈黙の女』を最近見たのもあって比べるものではないけど映画としては雑い。しかし『高麗葬』同様ある種の再現不可能な純度の高さがありあらゆる欠点を凌いで魅力に思わ…
>>続きを読む