ナチスへの復讐に燃え、惨殺を繰り返し恐れられていた男。
家族を殺され、逃がされた少女。
ユダヤ人を嗅ぎ分ける軍人。
第二次世界大戦を描く、クエンティン・タランティーノらしい相関と爽快さ。
観ていて…
タランティーノの残虐な描写は彼の持ち味の一つだというのは分かるんだけど、やっぱり自分は好きになれない。妻がイスラエル人なのもあってか、ナチをぶっ殺すのが楽しくて仕方ないんだなあ。
まさに今、かつてナ…
登場人物の背景を汲んで言語を使い分けながら、タランティーノらしい魅せる会話劇で緊張感を積み上げていくのは流石。キャラクターも粒立っていて、中でもハンス・ランダ大佐とショシャナの個性が際立ち、惹きつけ…
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