映画撮影の途中で予算が底をつきプロデューサーのゴードンと連絡もつかず監督自らハリウッドに向かう映画
ヴェンダース作品の中でも特にメタで個人的な映画だなと感じる
あえて映画撮影シーンをカラー、現場をモ…
映画作りの資金が尽きた撮影チーム。ヴィムヴェンダース監督作。
現実と虚構。商業とアート。アメリカ的なものと、ヨーロッパ的なもの。常に対立して止まない二軸に苦しむドイツ人監督は、きっとヴェンダースのオ…
絶望と停滞を打破する為の旅がもたらす唐突な死、そうして生まれ完結する物語。主張は全て台詞で発せられているし、態度もラストシーンで体現されている、と言うわけでこれと言って言及することもない。当たり前に…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
ポルトガルの海岸でSF映画を撮っていたクルーたちは、資金難による撮影の休止により宙吊り状態に置かれる。資金調達のためアメリカへ向かったプロデューサーのゴードンは一向に戻らず、痺れを切らした監督は彼を…
>>続きを読むヴェンダースによる映画制作舞台裏の話。撮影現場であるリスボン郊外を舞台にした前半と、資金繰りを巡るLAを舞台にした後半では若干趣きが違ってくる。アンニュイな雰囲気の前半に浸っていると、突然LAでのB…
>>続きを読むヴェンダース監督が初のハリウッド進出作「ハメット」の制作過程でプロデューサーのF・コッポラとソリが合わず、一時的に制作が中断された経験を元にした作品とのこと。劇中でコッポラ(がモデルのプロデューサー…
>>続きを読む【映画の中で「映画」を論じるな💢】
う〜ん。監督自身が実験映画を撮るのに行き詰まってる苦悩みたいなものがヒシヒシと伝わってきたよ!
前半と後半の落差がものすごい、メタ・フィクショナルな構成が異彩…