"物語は物語の中にしか存在しない"
STORiES ONLY EXiST iN THE STORiES
そして、作中で夜がやって来るのが待ち遠しくなる作品…この街で何をして夜を過ごす?
物語か…
ヴィム・ヴェンダースの映画を観るのは『ベルリン・天使の詩』公開時が最後なので35年ぶりか。
いや、『パリ、テキサス』はLDを持ってたので何回か観てますが、それでも今世紀になってヴェンダース作品を観る…
SF映画を撮影していたキャストと製作陣は、撮影から2週間で資金とフィルムが底をついてしまう。それから、プロデューサーと連絡が取れなくなり、海辺のホテルで頭を抱えるのだった。
映画制作に於ける酸い部…
ヴェンダースによる映画哲学。ポルトガルのシントラ海岸とロサンゼルスの対比は、作意に満ちた物語と、その物語の外側に存在する物語性を豊かに説得する。正直終始ウトウトしてたんだけど、追い手を撒く俯瞰のカ…
『生存者』というディストピア物と思われる映画を撮影中、フィルムも金も
無くなったと知らされるドイツ人監督のフリードリッヒ。プロデューサーのゴードンとは連絡が取れず、俳優と撮影スタッフを抱え無為な時間…
12Mで初見、別の映画が中断してる間に作ったからなのか、映画製作に対する皮肉とブラックな感じがめちゃくちゃ溢れていてカオスだった、前半はシニカルでもだるくそれはそれで現場のリアリティがあり、後半はあ…
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物語の筋はほとんどないようなもので、前半は映画撮影が中断されクルーやキャストが無聊を託つ中で銘銘に過ごす様がたゆたうように映され、後半になりようやく蒸発したプロデューサーを探そうと動き…