"物語は物語の中にしか存在しない"
STORiES ONLY EXiST iN THE STORiES
そして、作中で夜がやって来るのが待ち遠しくなる作品…この街で何をして夜を過ごす?
物語か…
12か月のシネマリレー
人物と人物の空間で映画は作られる
物語はあるようでない。
人間ってこんな生き物だよなぁという思いと、
光と影のバランスに各所バチバチに決まりきった構図。
ショットが美しく…
ヴィム・ヴェンダースの映画を観るのは『ベルリン・天使の詩』公開時が最後なので35年ぶりか。
いや、『パリ、テキサス』はLDを持ってたので何回か観てますが、それでも今世紀になってヴェンダース作品を観る…
ヴェンダース監督によるロードムービー三部作(1974~1976)と「パリ・テキサス」の間の作品。ヴェネツィア国際映画祭金獅子賞。
ポルトガルの海岸でアメリカ人とヨーロッパ人の混合撮影チームのロケが…
前半は映画製作映画、後半はノワールでなんだこれと思ったらそういう構成の作品だった。サミュエル・フラーに子供たちがあひるの歌を歌ってみせるシーンが素敵。美しい画の数々でさすがと思うが、うーんやっぱ「映…
>>続きを読むSF映画を撮影していたキャストと製作陣は、撮影から2週間で資金とフィルムが底をついてしまう。それから、プロデューサーと連絡が取れなくなり、海辺のホテルで頭を抱えるのだった。
映画制作に於ける酸い部…
哲学味のある会話を淡々と捉えるヨーロッパ映画風の前半と、ロードムービーとノワールを掛け合わせたザ・ハリウッドな後半の組み合わせに、驚いたし、斬新で面白かった。
LAのシーンになり、前半と打って変わ…
ヴェンダースによる映画哲学。ポルトガルのシントラ海岸とロサンゼルスの対比は、作意に満ちた物語と、その物語の外側に存在する物語性を豊かに説得する。正直終始ウトウトしてたんだけど、追い手を撒く俯瞰のカ…