ホッパー曰く「俺の映画はみんな炎に包まれて終わる」。主人公の少年の両親が爆死してハッピーエンドというテリー・ギリアム『バンデットQ』を観たときには感銘を受けたが、自爆では誰も救われない。ホント素晴ら…
>>続きを読むデニス・ホッパー監督第3作目。
張り詰めた冷たい空気感が印象的な作品。家庭崩壊で行き場を無くし、パンク、エルヴィスに救いを求める少女の悲劇的な物語が描かれている。作品全体にもパンクな空気が充満して…
デニス・ホッパー監督作品。
エルビス・プレスリー命のパンク少女シービーの一家は、デニス・ホッパー演じる親父のドンが飲酒運転でスクールバスに突っ込んで刑務所に入っており、母親は親父がいない間他の男とで…
不倫するオカンに塀の中の親父、娘にとっては親父の出所後の生活が唯一の希望だったのに現実はそう思い通りにならない。スクールバスとトラックの衝突とカモメだらけのゴミ処理場がめちゃ凄い。地味に親父と娘がオ…
>>続きを読むニール・ヤングの"hey hey,my my"をバックにアメリカの田舎町をふらふらと歩くカービーが痛々しく愛おしい。こわれかけた家庭を地の底まで引き摺り下ろし、家族を道連れにする彼女の姿は地獄からや…
>>続きを読む「家族生活」で思い出し。
「家族生活」は救いが残されたストーリーになっているが、本作はその対極的作品。
父の代わりにエルビスをこよなく愛し、母の代わりに熊のぬいぐるみ抱き締めながら指を加えながら眠…