エイブラハム・ポロンスキー監督作品。
ジュネス企画のVHSでの題名は『苦い報酬』。
ナンバー賭博を牛耳るタッカーというマフィアの顧問弁護士であるジョン・ガーフィールド演じるジョーは、弱小の胴元を配下…
裏社会と兄弟愛、権力闘争劇かつ登場人物の多さの割にスマートな脚本、盗聴のギミック、銃のちらつかせ方、銃撃戦シーンの神ライティング、「世界の底」の言い回し、走る主人公をロングで捉えるカメラ、ラストでの…
>>続きを読む徹底的にクールにえがかれたフィルム・ノワール。
そんなに一部で絶賛されるほどの映画だろうかとも思うが、ラスト近くでジョン・ガーフィールドがそびえる石壁の大階段を駆け下りるシーンは圧倒的。
立ち向か…
【スコセッシに影響与えたらしい】
スコセッシが影響受けたフィルムノワール。宝くじ賭博をコントロールする悪徳弁護士の破滅を描いた作品だ。
どちらかというと、クローネンバーグが『ヒストリー・オブ・バイ…
No.212[簿記係のおっさん、クズすぎでは] 70点
身の上話聴いてやるよ、と口説いた直後のカットが車の後部座席横並びで腕組んで仰け反って聴いてる姿という悪徳弁護士なのに、紙にも包まない大量の花…
DVDのジャケはちょっとダサいが面白すぎる上に兄弟映画の超傑作。オールタイムベスト。「兄貴を幸せにしたい」という純粋な気持ちから悪に手を染める弟の時点で死ぬほど泣けるし、粋な会話や突如挿入されるクロ…
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