にっぽん泥棒物語の作品情報・感想・評価(ネタバレなし) - 6ページ目

『にっぽん泥棒物語』に投稿された感想・評価

邹启文

邹启文の感想・評価

5.0

昼の顔はモグリの歯医者
夜の顔は土蔵破りの小泥棒
戦後間もない東北を歩き回って捕まって、改心するかと思った途端に再び過去に追われてゆく。
日本映画史上最高の心優しい臆病な東北弁泥棒を三國連太郎が熱演…

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東北訛りがきつくてほとんど何言ってるかわかりませんがドタバタ人情コメディかな?と思ってみてたら中盤の「おばんです」「こんばんは」の不気味なシーンからだんだんヘビーな展開になっていって驚きました。しっ…

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「おらたちを取っ捕まえる警察のお偉方がですねぇ、おらたちより嘘つきだというのはどういう訳でしょう。いや、嘘つきは泥棒の始まりって言うんべか?」

ラストの証言台に立つ三國のすっとぼけた台詞回しに巧い…

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三國連太郎が誰かに似てるなーと、ずーっとひっかっていて、そりゃ佐藤浩一なんだけど、そうではなくてスカパラの谷中敦にそっくりだと思った。
mingo

mingoの感想・評価

4.2

ぜひ劇場の大画面で刮目するべき大傑作。三國連太郎の映画を知れば知るほど彼の懐のデカさに酔いしれてしまう。山本薩夫は社会派すぎる故どこか毛嫌いしていたが序盤の何でもないコソ泥物語から中盤さしかかったあ…

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列車脱線事件で有名な「松川事件」。その犯人を目撃した泥棒の証言によって裁判が覆った実話をもとに映画化されたコメディ。

『松川事件』を映画化した山本薩夫監督がふたたび同事件を題材に、ひとりの泥棒の人…

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ムショの風呂シーン……!
工場みたいで美しかったし、石けん泥棒の件で劇場爆笑で楽しかった

そして三國連太郎の魅力に気付いてしまってつらい…好き…
福島弁って色っぽくて音楽みたいで綺麗だとも気付かさ…

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一

一の感想・評価

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たのしかった。もぐりの歯医者で蔵破りのプロ三國連太郎は完全にパブリックエナミーのはずだが、何故か愛されキャラ。ひょんなことから前科を隠したまま佐久間良子と結婚し子供をもうけ、腰を落ち着けた村では議員…

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ENDO

ENDOの感想・評価

4.0

モグリの歯科医として標的の家に侵入し、真夜中に破蔵屋となる業の塊のような三國連太郎演じる林田が最高。義理堅くお人好しだから犯罪者なのに仲間からは愛され慕われている。犯行途中に土蔵に放尿。ふざけ過ぎ。…

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嘘つきは泥棒のはじまり、最高でした。はじめの一時間は泥棒が悪事をはたらくのだけども改心する話なのかと思いきや、後半一変して社会派ドラマになります。松川事件を描いてます。ラストの裁判シーンは笑い泣きで…

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