ハネケ初期作
ある事件までの人々の行動が71の断片に分けられて淡々と撮られてて次から次にブツっと映像が切れていって質感もめちゃくちゃ冷たいです、
あの青年の卓球のシーンとラストの事件に至るまでの行動…
ミヒャエルハネケ監督作品。
断片を用いて物語る独特のスタイルを確立させた作品。
極度に断片的であるがために、その前後関係の分からなさから、鑑賞にややストレスが伴った。
ハネケ自身もそれに自覚的で、…
ハネケ監督の「感情の氷河化三部作」のうちの1つらしいです。これは、ある事件とそれに巻き込まれる人達の事件までの数日を説明不足なまま観せられます。まあまあの登場人物数で、結構ストレス。そして、ハネケら…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
フォーマットが死ぬほどリューベン・オストルンドでビビった。中身は全然違うんだけど。
ニュースの背景という、誰も知り得ないその背景を順に追っていく。見せているだけだが、単純に見せる順番なのか内容なの…
悲惨なニュースに普段、特段の関心を持っていない視線を描いているという考察がその通りだと思った。
場面切り替わりが早いオムニバスタイプの映画だが、時系列順に進むので「パルプフィクション」よりかは圧倒的…
1993年12月23日、ドイツで19歳の大学生が銃を乱射し3人が死亡、本人も自殺した。そこに居合わせた人々のその日までの日常を71の断片(フラグメンツ)で見せていき、ラストに集結させる。
加害者の…
それまで散りばめられていた無関係に思えるような事件のニュース。物語の最後に、銀行での無差別発砲事件はそのニュースの一つになり、その後も変わらないニュースが放送される。
まるで無関係と思っていたニュ…
ハネケ94年作品。ウィーンの銀行で、少年が銃を乱射、2人が死亡、自分も自殺する。加害者と被害者の2か月前の行動を描く。銃を盗む少年、銀行の警備員、窓口の対応。感情を交えない、突き放したような描き方に…
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