【第47回カンヌ映画祭 監督週間出品】
『愛、アムール』ミヒャエル・ハネケ監督作品。カンヌ映画祭監督週間に出品、シッチェス映画祭ではグランプリなど三冠を達成した。
ある青年が銃乱射事件を起こすまで…
「エレファント」を先に見ていたため、物語の構成はすでに見知っていた(こっちがインスパイア元だけど)。
しかし全編を通したニュース映像の挿入演出が非常に秀逸。
特にサラエボなどでの凄惨な戦争のニュース…
このレビューはネタバレを含みます
オーストリア ウィーンの銀行で大学生が銃乱射事件を起こし自らも銃で自死するという実際に起きた事件を題材にしています。
その事件に関わる人々のその日その時までのそれぞれの日常を”71の断片”で映す。…
やはり構造のみが提示される。断片化された表層が深層部を囲み、否定神学的に輪郭を型取り観客に解釈を促す。ケンローチや是枝裕和に似た左派性。90年代的な引き画の多さもそこに還元される。
初期作は人類の行…
このレビューはネタバレを含みます
群像劇にしてはカットが細かいなー、断片的に描くなーなんて思ってたら「現実は断片である」なんてインタビューでハネケが語ってた。
難解というか挑戦的というか、とにかく普通の映画とは一味違うのでハネケの…
ハネケの初期作はインタビューまでが本編だと思っているので引用しますが、"現実は断片である"人は僅かしか見ず僅かしか理解しない小さな断片を示しその総和が可能性を開く、それはつまり観客に考えさせる=解釈…
>>続きを読むコードアンノウンと同じく映像ぶつ切り断片映画、今作は71この映像があるからこのタイトルらしいです(間違ってたらごめんなさい)
そして今作はある銃乱射事件を元に作っていて、終盤にその事件が起こるまでの…
簡単にいってしまえば『エレファント』的な、青年が凶行に走ってしまうまで、なのだが、71の散りばめられたエピソードを追ってるうちはどこがどう繋がっているかわからず映画の輪郭を追いかけるように観る。これ…
>>続きを読むハネケ初期作
ある事件までの人々の行動が71の断片に分けられて淡々と撮られてて次から次にブツっと映像が切れていって質感もめちゃくちゃ冷たいです、
あの青年の卓球のシーンとラストの事件に至るまでの行動…