本作品はヴィスコンティのネオレアリズモ映画の最後の作品とも言えると思います。(もしくはヴィスコンティのいう”ネオレアリズモの新しい形”)設定は違えど『揺れる大地(La terra trema)』の続…
>>続きを読む田舎から都会に出てだんだん複雑の社会に染められつつある若者たちの波乱の運命を語る3時間の長編。
悲しい、悔しい気持ちがいっぱい。
兄弟や家族への愛が個人利益や道徳まで超えるほど強いことは、本当に理解…
ヴィスコンティ素晴らしいけど長い。特に家族でミラノに到着した場面が不穏で行く末を暗示していて秀逸だ。前半がよかった。
まずお母さんが絶望的に普通じゃない。長男の婚約パーティーで初対面の人達に怒鳴り…
一家で貧しいイタリア南部から長男を頼ってミラノに出て来たものの、厳しい現実が待っていた。
アラン・ドロン(ロッコ)が純真無垢な青年を演じています。
綺麗な涙💧 瑞々しい~✨
世間知らずの家族想いが行…
このレビューはネタバレを含みます
南イタリアの田舎から大都会ミラノに越してきた5人兄弟とマンマ。
破滅してゆく次男シモーネと彼を救おうとする三男ロッコ(アラン・ドロン)を主軸に描く一家の群像劇。
クズ人間のシモーネを何処までも庇う…
人間の持つ欲望って恐ろしい
イタリア南北経済格差を踏まえ、豊かな生活に憧れて、貧しい南部からミラノに北上してきた一家。
主に、母と5人の息子たちの深い家族愛と、同じ女性を愛した兄弟の軋轢が描かれ…
イタリアの巨匠ルキノ・ビスコンティが1960年に発表した監督第7作。アラン・ドロン、アニー・ジラルド、クラウディア・カルディナーレ主演映画。
若き25歳のアラン・ドロン、男が見ても惚れ惚れするほど…