パロンディ家の5人の兄弟「ヴィンチェンツォ」「シモーネ」「ロッコ」「チーロ」「ルーカ」と段落づけられて進む。
母ロザリアは夫の死後、貧しい南イタリア地方の故郷を捨て長男ヴィンチェンツォを頼りミラノ…
[パロンディ家の五人兄弟] 60点
ルキノ・ヴィスコンティ長編六作目。父親が死に、長兄を頼ってミラノまでやって来た母親と四人の弟の物語。ネオリアリズモと後年の叙事詩的な作品群との丁度中間みたいな作…
ミラノに越してきたパロンディ一家が南北差別を受けたり次男シモーネの問題行動とそれを許してしまう一家の堕落を描いていく映画
ヴィスコンティ映画らしい序盤から溢れる不穏さがとても印象的
生まれ育った北を…
ミラノに到着した時から怪しい雰囲気
雪の降った朝、ママのスープで腹ごしらえをして、みんなで雪かきに飛び出していく場面は希望が見えた気がしたな
シモーネがナディアをズタボロにした後の
ロッコの態度に驚…
昔、南の田舎からミラノへ出てきた健気な家族の、破滅。。に向かう物語。どこから兄弟といえどもここまで違ってきてしまうのか、、血が繋がる家族ゆえに連なる運命というものを見せられた。ロッコとチーノがいい人…
>>続きを読む5人それぞれの章みたいになってるけどすごくフォーカスしてるわけじゃなくて新鮮だった。ボクシングはやっぱりいい!面白かった!
「人間のくず」の話はもう嫌だったしシモーヌ元から好きじゃないからなんとも思…
都会の生活に翻弄される兄弟の姿を描く。
ミラノに住む長男を頼りに、南部から移住してきたパロンディ家。次男のシモーネはボクサーとして成功への糸口を見つけるが、娼婦ナディアに溺れ落ちぶれていく。ある…
父親が亡くなりイタリアの貧しい南部から長男のいるミラノへ移住した兄弟と母親の悲劇を描く
ミラノで初めて雪を見て雪掻きの仕事にありつけるかもと高揚したシーン以外はずっと息が詰まるようなような重苦しさ…