中世末期のロシアを舞台に、専制君主として名を馳せたイワン4世の複雑な人生を描いた、映画史に燦然と輝く巨匠セルゲイ・エイゼンシュテイン監督の大作である。
彼の名は「戦艦ポチョムキン」のドラマティック…
1944年、ソ連/ロシア、歴史物。未完の3部作。
配信にあった1部のみ鑑賞。
2部は未見。
題材に興味があるのはこっち。
とはいえ1部は戴冠式から最愛の王妃アナスターシャが毒殺され村に引っ込みモ…
過剰ともいえるような陰影表現、遠近法、構図とセット、どの場面を切り取っても絵画になるような油断を赦さないカメラワークなど芸術性に満ち溢れている映画である。なかでも俳優の凝視が印象的で歌舞伎役者の見…
>>続きを読むアマゾンプライムで一部のみ鑑賞しました。
ロシアという国への理解を深めることができます。
周辺国やヨーロッパの大国との攻防は現代と16世紀とで、そう変わらないのではと感じました。プーチンのウクライナ…
イワン雷帝、尖ったお髭がチャームポイント(欠点は残虐なとこ)──『ストライキ』『十月』あたりと比べて様式美の追求が極まっていて、舞台芸術に近づいていた。舞台芸術の演劇的な演技や豪勢なセットはそのまま…
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