ブローニュの森の貴婦人たちに投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『ブローニュの森の貴婦人たち』に投稿された感想・評価

ブレッソン的作風は『田舎司祭の日記』から始まるわけだが。とはいえ今作はブレッソンがとる上質なメロドラマを観ることができる。中々な風の勢いに乗って帰ってくる手紙。ウェディングドレスを着たアニエスが気絶…

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踊り子ってだけでそんなに貶められるのか。貴族の考えはよく分からない。

ブレッソンらしい演出が確立する前の普通のフランス映画だった。
でも、車を何度もバックさせ、車窓から何度も主人公の女性が見えるシ…

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全員が運命のために存在しすぎていて過剰さを感じないこともないが、ちゃんと美しい物に挑戦しているところがいいと思う。
動揺しすぎて何回もバックしちゃうとこかわいくて好き
最後は素晴らしい

しかし、時代背景がわからず
キャバレーの踊り子が何故恥ずかしいのかがいまいち分からず

あと、Amazonの字幕が雑すぎる

随所のセリフがいいなと思ったら
ジャンコクトーが担当していた
3.7

在り方。

エレーヌは付き合っていた男ジャンに別れを告げるもジャンもあっさりと受け入れられてしまう。エレーヌはジャンに復讐しようとキャバレーで働くアニエスと引き合わせようとする。

ブレッソンが描く…

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「みな輝かしい曲ばかりです......が,貧しさを欠いています」(ファオ・アー・エムの自身のコンチェルトについての手紙)

 ここまでで完成させた"顔"へのクロースアップの技術(レフ板を含めた照明の…

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3.5

誇り高くて執念深くて冷血な美女よ!
ストーリー展開に無理があり過ぎるけど、コクトーの脚本は格調の高さで不自然をねじ伏せる。舞台上の出来事って感じ。
男女間で男性はtutoyer で女性がvouvoy…

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bres
3.7

ブレッソン2作目を鑑賞。やはり感情を移入するのはやや難しく淡々と描かれる現実を直視する。恋愛と復讐をテーマに描かれる今作。彼らの複雑な心境をただ画面越しに眺めるにとどまる。それこそブレッソンらしさで…

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3.5

フェードでシーンが変わる直前のカット尻でなんの前触れもなく、突然マリア・カザレスの頬を伝っていく涙に戦慄する。それは無表情のままエモーションを表象するという二律背反の結果なのだが、この「涙」を当然の…

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yz
3.8

不思議なストーリーだし、あまり面白く感じない部分もあるが、終盤は見入ってしまった。三浦さんの著作内のブレッソン論読み直した。フィルモグラフィーにおいてあまり重要視されてないっぽいけど他の作品と共通す…

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