終の信託の作品情報・感想・評価(ネタバレなし) - 6ページ目

善も悪も今の人間では判断できない究極の問題

死という安楽か、生という苦痛か、大切な人が彷徨うときにどう判断し決断するか

役所広司の演技がすべてを包み込む
2.5時間、少し長く感じたけど映画を見な…

検察事務官の目がいい演技をしていたように感じました。検察官の仕事が何件起訴し、有罪にすることであってもこんな事件の場合にこうすることが許されるのかと言っているように見えました。一つ理解できませんでし…

　患者の命と真摯に向き合う医師が、心の交流の果てに求められた願い。
病を治すことだけが医師の使命なのか。医師も一人の人として、一人の人である患者が、穏やかに、静かに逝くことを望んではならないのか。願…

終末医療における安楽死問題をあつかった意欲作。

フィルムで撮られた美しい映像と、けっして器用な女優ではない草刈民代がみせるかざらない演技のリアリティがなにより素晴らしい。
「その時」を正面からえ…

人は、産まれてくる時も最期の時も選ぶことは出来ない。死を自ら選択したものは自殺とされ、たいてい道徳から外れた扱いとなる。また最期の時を人に託せば殺人と扱われてしまうことになる。法に人情などというもの…

周防正行も、ファミリー仕事しててこの惨状しか捻出できないならば廃業するしかないだろう。
草刈民代がまったく芝居ができないので、検事との対峙シーンも映画的達成に届かないという結果。なぜこれでこの役に起…